100円

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来月、久しぶりにダンボール織機を使ったワークショップをする。
1時間半程度で、コースターを1枚か2枚作る。
道具や材料を準備して、
サンプルも手持ちのものに少し足しておくことにした。
本当は裂き織をしたいのだが
当日布を裂くところから始める時間はないし
たくさん用意していくのは大変なので、一部は市販の糸を使うことにした。

手芸店と、100円ショップに行く。
100円ショップには意外と面白い素材のものがあって
以前、小学生と一緒にやったときは、カラフルな糸が大人気だった。
安価だからちょっと試してみるのにも都合がいい。

しかし。
指をさすりながら黙々と作り貯めてきたジーンズのテープもカットソーの紐も
100円均一で並んでいるというのがなんとも複雑な気分なのである。
そして今日はついに(というほどのものでもないが)
「かんたん手織りルーム」なるものを見つけてしまった。

スーパーからダンボール箱をせっせと運んで切ったり貼ったりしている間に
同じ仕組みのもっと丈夫できれいなものが
しかも必要な小道具まで付いて100円である。

こういうものは、私が子どもの頃にもすでにあった。
でも、さすがに100円では買えなかったと思う。
なんだかなあ、という気分のまま、1枚買った。
今後はダンボールを切ることもないな。
小さなものならこれで十分楽しめるものね。

なんか、つまらん。


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サンプルは自作のダンボールで織る。

ダンボールと、割箸があれば。


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これはダンボールの両面を使って袋状に織っているところ。

いまのところ、こういうものが織れる100円織機は、まだ出ていないからね115.png

それにしても100円ショップ。ないものはない、というぐらいの品揃え。
どうやったらあれもこれも100円で売れるんだろう。なんだか、怖い。




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Commented by fusk-en25 at 2018-03-23 02:52
それでも「100円」要るじゃありませんか。笑。
ダンボールなら使えなくなったら捨てられる。
しかも色々な大きさも、縦糸の幅も自分で決められる。
まだまだ「100円」より強い品。だよーだ。笑。
何と言っても手機を自分で作れるところがいい。絶対に。

なんでもキット化して揃ってしまう。。
こう言うことが「怖い」と言う感情すらなくなることが。。
私にはもっともっと怖い。
Commented by saheizi-inokori at 2018-03-23 08:44
もっと怖いのは、100円セットを使うかどうかに関わらず、手で何かを作ることに喜びを感じない人だけになってしまうこと。
私なんかそうだもの。
Commented by kotoko_s at 2018-03-23 09:09
☆fuskさん
ほんとうにそうですよねえ。
100円出さなくたって作れるのにな(笑)

以前、当地の伝統織物を習っていたとき、草の茎から繊維を取り出して糸を績む、気の遠くなるような時間がとても好きでした。
裂き織もパッチワークも、使い古された布にひと手間かけて新しいものを創り出すところがとても面白いと感じます。
この土地に来て、自分で作った道具を修理しながら何代にも亘って使っているのを見て素晴らしいと思いました。
これからワークショップをすることがあったら、今度はダンボールを切るところからやってみようかな。

100円ショップができてずっと思っていたことなのですが。
この安価な品物が店頭に並ぶまでの仕組みはどうなっているんだろうと思うんです。
私もまったく利用しないわけではないので大きなことは言えないのですけどね。
Commented by pallet-sorairo at 2018-03-23 09:11
このキット、きれいだしすぐにできて便利!  かも。
でも、つまらん。
「つまらん」と思うのは、子どもたちも同じだと思うよ。
二つ並べたら、絶対段ボールのセットを選ぶはず。
段ボールのセットを作ることから始めるグループもあったらいいかも。
それこそ「テワッサ」の楽しみだと思うから。
Commented by kotoko_s at 2018-03-23 09:18
☆佐平次さん
そうですね、自分の体で何かができるって、めぐみなんだと思いますね。
料理だって掃除だって洗濯物をたたむのだって。
佐平次さんもそうではないですか^^
Commented by kotoko_s at 2018-03-23 09:29
☆そらいろさん
ね、つまらんのですよ(笑)
でも、便利だと思いました。子どもでもおこづかいで買えるし、って。
でも、お金を使わないで手と頭を使って、自分で作った道具で作品が織れたら、そのほうがずっと嬉しいかなあとも思いました。
今度、ダンボールと並べてみましょうか^^
以前、放課後を一緒に過ごした子どもたちの中に、何も言わないのにダンボールを切るところからやっている子がいましたっけ。
そうですね、限られた時間内だとつい私のほうが「セット」して準備しすぎているのかもしれないなと思いました!
Commented by PochiPochi-2-s at 2018-03-23 11:19
おはようございます。
このキット、便利だしその上100円。
使い方次第で子供たちの興味を引き出すことができるかもしれない。
そう思います。
いまの子供、わりと面倒臭がり屋だから最初はこのキットで導入編を。
仕組みが分かった時点で、「じゃぁダンボールを使って“自分の好きな
自分用の”道具を使ってみようか」と問いかければ、意外とのってくるかも。
迷路遊びの迷路地図も最初は既製品の本を買ってしていましたが、
そのうちに自分で迷路を考え絵に描いていくことをやっていましたよ。
おもいっきり難しい、みんなが行き詰まって困るような迷路を作ろうと
必死でした。そのエネルギーったら!
子供ってそんなものかもしれないと思います。
大人は手作りの楽しさ(道具も含めて)を知っていますから
“つまらない”と言えるのかも。
刺繍をしたりセーターを編んだりするにしても最初は規格品の
キットや編み物の本の製図を使い、そのうちに自分なりの刺繍をし、
セーターを編むようになる。
いずれはダンボールで作ってねと期待を持って、
初歩の初歩、取っかかりの道具としてはおもしろいと思いました。
つまらないと無視するのは簡単だけれど、何事にも始め有りと。
いずれその辺に転がされてしまうかもですが、それはそれで役立った
と思えば安いものだと思う。
100均に行って探してみようかなぁと思っています。



Commented by kotoko_s at 2018-03-23 13:26
☆PochiPochiさん
そうですね、このキットは初めて織物をする人や子どもにぴったりだと思いますよ。
パッケージの裏側に織り方の説明もありますから、誰かに教わらなくても一人でできます。
私が小学生のころ、初めて織りものを作ったのもこれと似たような市販の道具でしたから、これがつまらないと思っているわけではないんですよ。
ただ、自分がせっせと作っているのと似たようなものが100円で売られていたことに軽く「やられた」と苦笑しちゃったんですね。
自分の好きな方法で、好きなことを見つけられたらいいですね。
Commented by fusk-en25 at 2018-03-23 23:02
一番最初に手織り機を買ってみようと、、どうして思うのでしょうね?
確かにものづくりは模倣から始まるのですが。。
その既製品からオリジナルに至るには。。
またかなりの気持ちや時間もかかるのだと思うのですね。

全てに便利で綺麗なもの。。からの発想ならば「100円」出してもどうってことない。
でも一回作って飽きてぽいっと言う可能性もある。。
これがダンボールに行きいつくかしら?

実は私も紙製品でも100円で買えるものでもないけれど。
市販のハガキ大の木製の織り機を持っています。
ダンボールで作れる発想がなかった時に。
ミニチュア人形のマフラーを織ろう思ってと買ったのでした。
大人だったらこんな小さいものでもつないで大きな布に展開もできるだろうとは
思いますが。
やっぱりほとんどが一回きりで終わりかな?と様々なキットを見ると思うのですね。
Commented by fusk-en25 at 2018-03-23 23:39
PS
なんでも手作りなら。。手描きなら。。素晴らしいと
私は決して思っているわけではありません。
むしろ。市販品を凌駕しないようなものなら。。たとえ手作りであっても。。
時間もお金も無駄だから手作りなんかやめたほうがいいとさえ思っています。
ただ、ないものから作り出すことが。。
キット化されたものを買うよりはるかに楽しいだろうとは。。。思うのですね。

子供の頃。一度だけでしたが。
糸車をまわして糸を紡いでおられた光景を見たことがあります。
昔々は河内木綿の産地のことですから。おそらく紡いでから染めて織られたのでしょう。
それが仕事ではなかっただろうとは思える豊かな農家のおばあさんでしたが。。
そばに寄って何をなさっているのかと聞く知恵もない子供だったのが
今から思うとちょっと残念な気もして。。
でも白い棉の玉を持っておられた光景だけを今でもありありと覚えています。

Commented by kotoko_s at 2018-03-24 10:49
☆fuskさん
昨日から何かしながらもずうっとここにどう書こうか考えていました。ちょっと長くなることをお許しください。
私の想像の及ばない環境、文化、そして個々人の歴史や様々な事情があることなども考えていました。
私はたぶん、fuskさんに近い感覚をもっているのだろうなと感じます。
自分にとって大事にしたいことなどが、もしかしたら似ているかもしれません(勝手にごめんなさい)。
だからお伝えくださったことがとてもよくわかります。
自分とは違う考え方に触れて、はたと考え込むこともありますが、それは自分の中の大事にしたい部分の確認ともなっているのだなあと思います。

私は、こういう道具が手軽に買えれば、ダンボールを切る力のない方も、もしかしたら織物を楽しめるかもしれないな、というようなことも思いました。
あれこれ思い浮かんで、どこに焦点をもっていきたいのかちょっと考えあぐねてしまいました。
この店には裂き織り風のコースターやマットなども100円で売っています。
手間隙かけて一つひとつ作るものと、大量生産されているものと、見た目は大して違いがないわけです。
じゃあ、どうして私は誰に頼まれたわけでもないのにヘタなものを作っているんだろうと思ったら、やっぱり好きなんですよね。
好きだから、じぶんの手で作りたいのです。
その楽しさ、喜びをみんなに伝えたいんです。
自分の手で時間をかける、そういうことが私にとって大事なんだなあと改めて思います。
私も昔、木を組み合わせて、上下に釘を打って、織り機を作ったんですよ。
大小作って、おおいに楽しみました。今も使っています。
多分、こういうことをするのが好きなんだと思います。

長々とごめんなさい。なんだかいただいたコメントから大幅にずれてしまいました。
あほやなあ、そんなに語らんでも、と笑ってくださいね。
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by kotoko_s | 2018-03-22 22:46 | 作る | Comments(11)

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