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試作

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今日は一日、曇天です。
冬の室内撮影は難しいなあ。どうにも光が足りません。
この写真も、倍は鮮やか、深みのある色なので残念ですが、一応、記録しておきます。


これはダンボール織の試作です。
青いほうは、コンパクトデジタルカメラがすっぽり入ります。
房は、たて糸の毛糸をそのまま結びました。

赤いほうは、タテ糸が細い水糸です。
こちらのほうはそっけない白い糸なので、裏側に織り込んで見えないようにしました。

このふたつのタテ糸の違い。
だからなんだ、というようなことなのですが
私にとっては「はっ」としてニンマリするぐらいの発見でした。

昔から織られていた裂き織は、ごく細い綿糸をタテ糸に使っています。
私も、通常の機織りで裂き織をするときは、1センチに10本はタテ糸を通しています。
なので、ダンボール織といえども、裂き織には細い糸よね、と思い込んでしまった。

でも、ダンボールって、当然のことながら、あんまり細かい作業ができません。
タテ糸の間隔も、せいぜい5ミリ。1センチぐらいにすることもある。
昨年、年配の方中心のワークショップを初めてやったとき
細い糸をすくっていくのが目に負担となった方がいて
ならばもっと広い間隔にしたらどうか、
イヤ、そうなると織り目が不安定になるよなあ、とか、あれこれ考えていたのです。

しかし。そういえば、子どもたちが織るときは毛糸じゃないか。
(子どもは裂き織ではなく、全部毛糸でダンボール織を楽しんでいます)
そこで同じように、太めの毛糸をタテ糸にして裂き織をやってみたら
ぐんと作業が楽になったのです。

なあんだ。
思い込みって、ばかばかしいですねえ。
毛糸なら縁の始末もいりません。楽ちんな上、可愛いじゃないですか。

それからもうひとつ、気づいたことがあります。
私は自然素材が好きなのです。
すぐ痒くなるからというのもありますが、化繊ってヤツに偏見をもっておりまして
中でもアクリルが大の苦手。
それが、手仕事の素材選びのときにも無意識に反映されていたのでした。

ダンボール織は、誰でも、どこにいても手に入りやすい材料で
気軽に楽しめるのが身上。
多くの方に紹介する場では、自分自身のこだわりはひとまず脇におく。
そんなことにも気づかされました。

さあ、次のワークショップの準備もできました。
雪解けのはじまった山の公民館で
優しいおばちゃんたちとまたワイワイおしゃべりしながら
手を動かすひとときを楽しみにしています。




ダンボールを使った織物については、本も出ていますし、ネットでもたくさん見つかります。
記事に書いたタテ糸も、色々なものが紹介されています。

大きな手芸店で選べればいいのですが、ここにはそういった店がありません。
パソコンを使わない方もいらっしゃるので、ネットで探して注文することも難しい。
そこで、ワークショップでは、地元で無理なく手に入る、たこ糸や毛糸を使っています。

Commented by hanamomo06 at 2015-02-26 20:15
おばんです。
毎日絵日記を楽しませてもらっています。
いつもその絵と文から、温かいものを感じております。

きれいですね、これがダンボールで織ったものですか!
お子さんたちが毛糸で織っているというのを詠んで、はっと思い出したことがありました。子ども達が小さい頃、一緒に作った毛糸の花瓶しきがあったのです。
どうやって織ったのか、忘れましたが、小さなマットが残っているはずです。
探せたらブログにのせてみます。
それにしてもどうやって作ったか忘れたなんて・・・ぼけていますね。
Commented by kotoko_s at 2015-02-26 21:02
☆momoさん
こんばんは。
なんだかバタバタでご無沙汰でした。絵日記もご覧くださってありがとうございます。
そちらは雪がない!とビックリしました。
こちらもだいぶ雪解けが進んできましたが、まだ裏の畑は150センチぐらいあるんですよ^^

写真のものは、どちらも着物を裂いて織りました。
毛糸の花瓶敷き、見せていただけたらうれしいな♪
子どもの頃の作品をちゃんと残してくれるお母さん。いいなあ。
実家は引越しが多かったせいか、「自分のものは自分で持って行きなさい」と言われていましたから。で、たいてい、処分しちゃったのです(^^*
Commented at 2015-02-27 18:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kotoko_s at 2015-02-28 22:06
☆鍵コメさん
おいでくださってありがとうございます。
私も最近バタバタしておりました^^
「光」そのもののような、とおっしゃってくださって、とても嬉しいです。
色って、その時の心持ちを表しますよね。きっと、今はこんな気分なんだろうなと思います。新しい季節に前向きなんでしょうか^^

裂き織は実に素朴なものですよね。今は糸の色も素材も様々なものが選べますけど、昔はそうではなかったでしょうね。
鍵コメさんの裂き織、ぜひご紹介くださいね!楽しみに待っています。

おひなさまの日のワークショップ、きっとにぎやかです。永遠の少女みたいな方々ばかりですから(^^*
Commented at 2015-03-04 17:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kotoko_s at 2015-03-05 22:42
☆鍵コメさん
ご覧くださって嬉しいです。ありがとうございます。
ダンボールって、なかなか優秀な素材ですね。
凝った織りは難しいですが、裂き織などは向いていると思います。
鮮やかな色を使うと織っているときも楽しいですね。
普通の機織りのように、織り出すまでの面倒な準備がいらないので、いろんな方に楽しんでいただけると思います。

エキサイトブログはログアウトの方法がちょっと面倒になりましたよね。
レポートから入ってログアウトして、さらに出てくる「ログアウト」の表示をクリックしないと、ログアウトできないみたいです(えーい、しつこい^^)

そちらにも色んな織りがあるのですね。織り以外にも様々な手仕事、いつかお訪ねして直に拝見したいです(^^*
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by kotoko_s | 2015-02-26 15:06 | 作る | Comments(6)

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