初売り

毎年、正月2日は家族揃って親戚宅へ行く。
昨夜からの雪が今朝も降りしきっていたが、予報を見て大丈夫だと夫がまったく平気な顔だったので安心する。彼が「やめたほうがいい」と言う時はほんとうにやめたほうがいい時だ。
いつものように高齢の人を親戚宅において、夫と二人で街に出る。
いつものショッピングモールの駐車場で別れ、それぞれの時間を過ごすのもいつものこと。ぶらぶらして、本屋で待ち合わせして、親戚宅へのお土産にケーキを買って、出る。
大型スポーツ店に行く。冬物が早くも半額になっていたので、夫のダウンジャケット、パーカ、私のフリースを買う。
なぜか最近、私はピンクに目覚めてしまい、やたらとピンクに目がいく。嫌いな色というのはないけれど、身につけるとなるとたいてい、白・紺・グレー・茶の無地がほとんどで、差し色に赤を使うことはあってもピンクはまず、選ばない色だった。不思議な変化だ。昨年の夏、着ていたピンクのポロシャツを人にほめられたからか。
「絶対」ということはぜったいにないんだなあとあらためて思う。似合うと言われると好きになったりもする。なんでも決めつけたり思い込んだりしないで、自分は(ひとは)変わるものだと思っていよう。
しかし、気に入ったピンクはサイズがなく、迷った末、ベージュにした。暖かみのあるベージュ。ジッパーがきれいな紫色なのがいい。それが見えないのがさらにいい。ありがとう。たいせつに着ます。

午後から空が明るんで、雪もちらちらになった。ありがたいと心から思う。この感覚は雪国で暮らしてみなければ実感できなかった。
帰ると、隣りの家から我が家までは一日分の雪で長靴の半分が埋もれる程度。私が先に道をつけ、後ろを老人がゆっくり歩いてきた。

テレビでは東京の百貨店の初売り風景をやっていた。開店前日から並び、人をなぎ倒して奪い取る福袋。経済は上向いているらしい。
一方、東北の仮設商店街でのひっそりとした正月風景。
でも、あの大都会にも、餓死した若い人や、人知れず死んでいた老人がいる。

今日は「初売り」だったので、文庫本を1冊買った。

パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)

米原 万里 / 筑摩書房



米原万里さんの本は数冊しか読んだことがないが、好きなひとだ。

昨年はほとんど本を読まなかった。今年は読みたい。
[PR]
名前
URL
削除用パスワード
by kotoko_s | 2014-01-02 23:29 | ある日 | Comments(0)

奥会津に暮らす


by haru
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31