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夏の記憶

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毎年、お盆が終わると
なにか作りたくなります。
そのために、というわけでもありませんが
今夏もこんな準備をしていました。
夫が育てたトウモロコシの皮を
軒下いっぱい洗濯物みたいに干して。


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カラカラに乾きました。
内側の皮はやわらかくてさらさらの楊柳生地みたい。


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来月、小学生とダンボール織機で遊ぶので
試し織りをしてみます。
タテ糸は麻糸。
トウモロコシの皮と麻糸を交互に織り込んでいきます。
しわしわの皮を細く縒ったり広げたり。


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できました。17×22cm
へなちょこな感じで楽しい♪

夫のトウモロコシは可愛いサイズなので
皮もそんなに立派な大きさではないのです。
こんな小さいものを作るのにぴったりです。

こちらは昨年、作ったもの。20×26cm


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皮を干すときにうっかりして
日に晒しすぎたので色が抜けてしまいました。
これはこれで、洗い晒しみたいで好きです。


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奥会津も暑い暑い夏でした。
この暑さが懐かしくなる
雪の季節がまたくるなんて信じられませんが。

ススキの穂が風に揺れて
栗の青いイガも目立ってきました。
野山はもう秋がはじまっています。







# by kotoko_s | 2019-08-17 23:11 | 作る | Comments(12)

雪解け

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まだ2月というのにこの日差しの強さ!

夜中に駆け回った野ウサギ、キツネ、テンたちの足跡も
雪と一緒に消えていきます



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野ウサギは左から来て右へ行った



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日差しに暖められながら
雪は固く締まってゆく
雪原をどこまでも歩いてゆける
カタユキワタリの季節です




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山を駆け下りる雪解け水の響き
土の黒 草の緑 

あまねく満ちる光


春がくる!




# by kotoko_s | 2019-02-24 14:09 | ある日 | Comments(18)
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例年より浅い雪(只今の積雪70センチほど。いつもは150センチ超)と
たびたび広がる青空に
このまま春!と浮かれていたら
今日は吹雪いたり冷え込んだり。
でも毎年、今頃はこんな空です。


この冬も手仕事ができました。


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例によって手元にある木綿の古布を手縫いでつなぎました。
155×97センチ。ほぼ半間のサイズです。

これ、間仕切りにするつもりだったのです。
ところが、チャコがなくなっていたのに買いに行くのを待てず
そこらのペンでぐいぐい印をつけたら
しまった!消えないじゃないですか(あたりまえだ)。
軽くするため裏地なしでいこうと思っていたのに大失敗!


何につけてもおおらかな夫は
「それの何が問題なんだ」と不思議がってくれましたが
粗忽な割りに細かいことが気になる妻は
迷ったあげく、やっぱり裏地をつけることに。
幸い、紅絹が残っていたので接いで張ってみたら
心配したより軽く仕上がってほっとしました。
気にする割りにはラフな出来ですが、まあ、自分が使うだけだしね。


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光に透かすとこんな感じ。


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普通は作りたいものに合わせて材料を揃えるものですが
私のものづくりは在庫一掃が目的なのです。
捨てられるばかりだった義母の古い野良着や着物を
今の暮らしで使えるかたちにしたくてこんなことをやっています。

それから、やはり一番は
生活の中で働いてきた古い布地のもつ
独特の美しさに惹かれるからでしょうか。


雪解けが始まるころまでに仕上げるのが毎年の目標。
今年も無事に冬を越せました。



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# by kotoko_s | 2019-02-08 12:48 | 作る | Comments(22)

新年

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新しい年が明けました。


珍しく雪の少ない年末年始にほっとしています。
が、これですむ筈はない、と
豪雪が当たり前のこの地の人々は言うのです。

降る場所に降らないと
夏の水不足や春の山菜が採れないなど暮らしに影響します。

多すぎる雪も、少なすぎる雪も、困る。
私は少ないほうに賛成!に一票ですが。



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昨年は迷いの多い一年でした。
「今、ここ」をていねいに行じることが
こころおだやかに生きるコツと知りつつも
今更どうすることもできない過去を悔やんだり
いくら考えたってわかるはずもない未来を心配したり。

不安の波は自らかき立てるもの。


つまらない迷いの日々にも
楽しいこと
面白いこと
きれいなものはたくさんありました。
それに気づくと、やっぱり、嬉しくなるのです。
よきものは気持ちを明るくしてくれる。
明るい人は、周りをも照らすことを
身近な人たちや自然からあらためて学びました。


ただここにいるだけで喜んでいられたら
ただそれだけで
いいんだと思います。

年が改まったからといって急に変わるほど出来のいいものではありませんが
できることなら明るいほうへ
素直になりたいなあと願う年のはじめです。



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「笑う ユーモア 上機嫌」

これが新しい年に心がけたいこと。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。







# by kotoko_s | 2019-01-05 11:09 | ある日 | Comments(16)

ポジャギ

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長年の憧れ、韓国の手仕事・ポジャギ。
本来はモシ(苧麻ーからむし)や絹で作るようですが
手もとにたくさん残っている古木綿の端切れで
真似事をしてみました。
テキストはNHK「おしゃれ工房」(2002年10月)。
このページを見て以来、いつか縫ってみたいと思っていたのです。
こういうの、誰でも出来そうに書いてあるんですよねえ。
ところが。


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真似事にしてもいかにも不器用な出来です。
中央につまみ布や縁起物のコウモリを縫って付けるのですが
会津木綿では似合わないような気がして、ここまで。
一応、仕上げただけよしとしましょうか。
土台には古いワンピースをほどいた麻布を利用。30×30センチ。


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外表に重ねた布端の向こう側から手前に針を刺し
1ミリ間隔、5ミリの深さに揃えつつちくちく。
続けていると疲れてきて集中力が途切れたところが一目瞭然です。
韓国女性の手。おそるべし。


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からむしにはご縁があるので
こんな軽やかに透き通ったポジャギにはことさら惹かれます。
でも、からむしの布の端切れはないので、これは永遠の憧れ。
美しいなあ。


毎年、雪に閉ざされる長い冬には
手仕事をして春を待ちます。
今冬はポジャギで作りたいものがあったのですが。
とうてい無理とわかって、長年の「いつかは」がすっきり消えました。

はじめての「ポジャギ風」の布。
指先を刺したぶん、いとしさはひとしおです。





# by kotoko_s | 2018-12-04 15:01 | 作る | Comments(12)

奥会津に暮らす


by haru
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