カテゴリ:ある日( 84 )

遠くへ

今年5月に帰省したときの父母の庭  
父と母がこの土地に初めての家を構えたときに
植えた石楠花(シャクナゲ)も大きくなりました。

わが家はずっと、借家を転々としてきたのです。
この家を建てたとき、母は50歳。車の免許をとりました。



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木の足元を埋めるツルハナシノブ


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ツツジもきれいだったね。
薔薇はこれからだった。
母は「こんな山の中に、薔薇なんて」と言っていましたが。
父は、どうしても薔薇を植えたかったのです。
たぶん、生家の庭が忘れられなかったのだと思う。

ブルーベリーも今頃、実をつけたかな。
鳥が食べに来てるかな。

父も母も、草花や木や、野鳥が大好き。
私もその好みを受け継ぎました。
子どもたちの中で「おまえさんだけだったなあ」と言われる。
私の誇りです。



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遠方にふたりで暮らす両親がいよいよ
老いの道を駆け足で進んでいます。
私たち子どもは。
よかれと思ってしたことを叱られたり、泣かれたり。
たまに笑顔をもらったりしながら
毎日、電話やメールで情報交換する。
格別仲がよかったわけでもないきょうだいが、このごろは
父と母のことばかり話すようになりました。

飛んでいけるものは飛んでいく。
行けないものは、こうして。
日に何度もかかってくる母の電話を受けられる幸せを感じています。


お父さん、お母さん。
おかげさまで私たちは幸せです。
なんにもできない・・・・・・けれど。
こうして今、このときを
かけがえのない時、と大切にできることを
教えてくださってありがとう。





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by kotoko_s | 2017-07-15 00:04 | ある日 | Comments(12)

桑の思い出

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桑の実が黒く熟す季節になると
こんなところに桑の木があったのかと、初めてその存在を知る。
桑の葉を見ると思い出すことがある。
小学校1年のとき、同じ組の女の子の家に、時々遊びに行った。
特別に仲がいいというわけではなかったが
その子は私に優しくしてくれた。

引っ越してきたとき、近所を歩いていたらいきなり石が飛んできた。
振り向くと草むらの中に男の子が立っていて、「ばーか」と言った。
私は都会からやってきた異邦人で、見知らぬ子はそういう洗礼を受けるものだと知った。
学校にも馴染めなかった。
山の中を歩いていく長い長い帰り道には
きまって洟垂れ小僧が待ち伏せしていてうんざりした。

同じ組の女の子は(名前も忘れてしまったが)優しかった。
無口で、あんまり笑うこともなかったが。
いつものように男の子たちにかまわれたあとの私を
その日もそっと待っていて、一緒に帰ってくれた。
その子の家は大きな農家だった。

「おかいこさんがいるから」と言った、「だから入れないの」。
家の門をくぐったところの敷居の前に並んで座った。
今は家中、お蚕さんなの。
だから、人は狭いところでそうっとしているのだと言った。
ちょっとだけ、見る?と言われたが、家には入らなかった。
そこらじゅうから、「さわさわさわさわ」と
静かな雨の降るような音が聞こえた。
蚕が桑の葉を食べているのだと、教えてくれた。

しばらくすると、奥からその子のお母さんが
おむすびを持ってきてくれた。
大きな、まっ白なおむすび。
何か入っているかと思いながら食べたが、何も入っていなかった。
私は、何も入っていない塩むすびを、そのとき初めて食べた。

母の握ってくれるおむすびには梅漬けが入っていた。
正確にいうと、カリカリの梅漬けを細かく刻んで、ごはんに混ぜて握ったものだ。
桜の花びらが散ったようにきれいなその小さなおむすびを
「桜のおむすび」と私は呼んでいた。

大人になって家族におむすびを握るたびに
あのまっ白な、何も入っていない大きな塩むすびと
母の小さな桜のおむすびを思い出す。
どちらも、大事なわたしの思い出。


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歩いて帰る道すがら、まっ黒に熟れた桑の実を頬張った。

幸せな、信州の思い出です。




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by kotoko_s | 2017-06-21 23:49 | ある日 | Comments(10)

ダメなんですか?

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先日、ドラッグストアの化粧品の棚をなんとなく眺めていたら
美容部員らしき女性がすっと近づいてきた。
紫外線対策のあれこれをお勧めしますよ、というわけだが
その彼女の顔がぎょっとするほどまっ白なのだ。
今日は急いでいるのでまた、とその場を離れようとすると
能面のような顔で薄く笑って
「手の甲のシミが目立ちますが」

たしかに、私の手の甲にはぽつぽつと薄茶色のシミが浮き出ている。
六十近くもなればそんなの当たり前じゃないか。
鉛筆みたいにやせっぽちの彼女はまだ20代後半か。
人生の先輩に対してもうちょっと優しい言い方ができないものかねえ。
いや、彼女のように若いころからまっ白に塗っていればよかったのかねえ。
なんだか「あなたはそれじゃダメ」と言われたようでしょんぼりして帰ってきた。

数年前、ジーパン屋で選ぶのに迷って
そばにいた若い女性の店員におそるおそる悩みを打ち明けた。
なぜか若い子のいる店では卑屈な気持ちになっていけない。
太腿が張っているんですが、合うのないでしょうか。
「それはウチのじゃちょっと厳しいですね」

たしかに、キビシイかもしれない。
だが、もうちょっと言い方ってものがあるような気がするよ。
ここでもまた「あなたはそれじゃダメ」と言われたようでがっかりした。

若い子の店に入るからいけないのかもしれない。
しかし、店自体が選ぶほどないのである。
お世辞を言えとは言わないが、もうちょっと気持ちよく会話できたらいいのに。

昨日、もう怒りません、と思ったが。
別に怒っているわけではないが。
なんとなくもやっとしたので書いておきます。





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by kotoko_s | 2017-06-17 08:24 | ある日 | Comments(14)

たいしたことではない

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先日、インターネットで古本を何冊か注文したら、一冊が汚れていた。
「表紙に少しシミあり」という説明も承知の上だったが
これを「少し」といいますか、と言いたくなるような濃いシミ。
イヤな気持ちになりすぐさまきれいな包み紙でカバーしてしまった。
中を開くと数ページ目に、ルビが書き込まれている。しかも赤いボールペンで。
そういえば、書き込みナシ、とは書いてなかったなあと後悔したが仕方ない。
せめて鉛筆にしてほしかったが、それよりも吃驚したのはそのルビが間違っていたことだ。

「詠って」というところに「よむ」とふってある。
「って」はどうするの。
「うた」だよ、きっと、この場合は。
「よむって」と読んだのかなあ、まさかなあ。
辞書で調べて「よむ」と読むんだね、と知ってメモしたのか。
ぶっきらぼうな赤いボールペンのひらがなが
この本の最初の読者を想像させてちょっと可笑しくなった。

私だってたまたまこの字を知っていたというだけで
ほかの何万という言葉を知らずに平気な顔して生きているのだ。
表に出ない分、恥をかく機会がないというだけである。
あ、ここでやっているかもしれないですね。



午後の朴の木。田中一村の絵を思い出した。
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雑誌の編集をしている友人が、取材した人物の名前を間違えたまま載せてしまった。
人名というのは校正でも特に緊張する部分ではなかろうか。
それでもこういうことはあるのだ。
友人は真っ青になってすぐさま電話をかけ平謝りに謝った。
すると相手はこともなげに言ったそうだ。
「私はそういうことはまるで気にならないんですよ。だからあなたも気にしないで大丈夫」

申し訳なくて恥ずかしくてありがたくて、と友人は涙ぐんで言った。
似たようなことを経験しているから、その気持ちはよくわかる。
それなのに、自分の至らなさを忘れて私は結構、他人に厳しい。
相手の勘違いをいつまでも覚えていたり。いやらしいよなあ、と恥ずかしくなった。
たいていの間違いはたいしたことではないのだ。

名前を間違えられても「まるで気にならないんですよ」とさらりと言って
恐縮している相手を救う。
そんなおおらかな心持ちに私もなりたい、と思ったことでした。




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by kotoko_s | 2017-06-14 16:29 | ある日 | Comments(10)

薔薇子ちゃん

今年もヤマナシの花が満開。

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5歳まで、父の家にいた。

私が生まれたとき、祖母は私の父と母に提案した。
「この子の名前ね、バラコちゃんはどうかしら」

庭の薔薇がこんなにきれいなときに生まれたから、と祖母は嬉しそうに言ったという。
薔薇子。なんだか、すごい。
私の名前は、男の子でも女の子でも、これにしよう、と両親が決めていた。
この名前を私は気に入っているが、祖母に「薔薇子ちゃん」と呼ばれてみたかったな、とちょっと思う。

仕事に忙しい両親の代わりに、私と多くの時間を一緒にいてくれたのは祖母だった。
家の裏の保育園には、毎朝、祖母が連れていってくれたのだろうか。
初めての集団生活は恐ろしかった。
すべり台の頂上にしゃがみこむとドンッと背中を押され、地面に投げ出される。
上履きを履こうとすると、ない。
園庭の下を流れている川のほとりに落ちているのが見つかった。
音楽に合わせて体操するのが恥ずかしかった。みんなが笑って見ている。
と、先生に訴えたが誰も信じてくれない。
私は毎日、持って行ったお弁当を提げて、途中でひとり家に帰るようになった。
祖母と一緒に白黒テレビで「ローハイド」を見ながらお弁当を食べた。
ラジオから坂本九ちゃんが毎日流れていて、大声で歌った。

そういうことがどのぐらい続いたのか、ある日、私は祖母に言った。
「おばあちゃん。わたし、もうほいくえんにいきたくない」
祖母は「そう。なら、行かなくていいよ」と言った。
翌日から、私は本当に保育園には行かず、一日中、祖母と庭で遊んだ。

いつだったか、そのことを母に話したことがある。
おばあちゃんにそう言われてすごく嬉しかったこと、はっきり覚えてる。
母は笑って言った。「ちょうどあの時、引っ越すことが決まっていたからね」

そうじゃないんだ。
そんなことはどっちだっていいんだ。
「もう行きたくない」と言った私に、「行かなくていいよ」と言ってくれた、そのことが。
なんだかうまくやれず困っていた小さな私を、どんなにほっとさせてくれたことだろう。

引っ越した田舎に、祖母はよく来てくれた。
手をつないで山道を歩きながら、草花や虫の名前を教えてくれた。
薔薇の木の下で一緒にしゃがんで、おしゃべりしたときと同じように。


誕生日がくると、細面で美しかった祖母の笑顔を懐かしく思い出す。
母は私には遠く感じられるほど、祖母との思い出が濃い。
だが、大人になってから気づいた。
離れて暮らすようになっても祖母と度々会えたのは
母と姑であった祖母が親しく行き来していたからだったのだと。






「ローズ」という歌がとても好きだ。
弱っているとき、そっと背中を撫で力をくれる。
なんだかうまくやれない「薔薇子ちゃん」を
信じて見守り続けてくれた、祖母を思い出す。





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by kotoko_s | 2017-05-06 09:24 | ある日 | Comments(10)

山の春

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一斉に芽吹く木々

雪を割って咲く花

ごうごうと駆け降りる雪解け水

雄のキジが歩いて山を登っていった

陽だまりで伸びたまま昼寝しているヘビ

山の春!

みんなに見せてあげたい





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by kotoko_s | 2017-04-23 00:00 | ある日 | Comments(10)

君は宝

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また雪になった。
早起きのトーチャンが道踏みから戻り「40センチ」と言う。
デイサービスのお迎えが来る前にもう一度踏む。
バアをソリにのっけて送り出してから、さて今日は一日家にいようと決めた。
いつもならバアのいない日は出かけてしまうのだが、こんな雪の日はやめておく。
運転の心配より、留守中に溜まる雪のことを思う。

時々、テープ起こしの仕事をしている。
昨日1本終えたところで、今日は休憩だ。
「LA LA LAND」を流しながら、久しぶりにゆっくり過ごそう。

「テープ起こし」とはカセットテープ時代のまま、今も使われている呼び名だが
実際は録音された音声データをパソコンに送ってもらい、文字にする。
私のように家を離れることが難しいものには都合のいい仕事だ。
が、やったことのある人ならわかっていただけるだろうが、これはめちゃくちゃきつい。
何時間もパソコンの画面を見つめていると、全身バキバキに凝って疲労困憊。
何度聴き返しても聴き取れない箇所もある。専門用語は調べなくてはならない。
滑舌のよくない話者の場合には正直、いらいらもする。
その上、作業費は信じられないほど安い。
それでも続けているのは、これが私にとって意味のある仕事だからだ。

やっているのは、ある精神科で毎月行われているセミナーの記録である。
毎回、ドクターの話と様々な事例を聴きながら反応が起こる。
私自身うつ病で苦しんだ時期があり、今もその傾向は消えたわけじゃない。
だから似たような事例を聴けばフラッシュバックして具合が悪くなることもある。
それでも聴きたい、知りたいと思う。
病気のメカニズムや歴史、精神医学のごく一端でも。学びは自分の力となる。
いつか、これらの言葉が必要とする誰かのもとに届く日を願いながら文字に起こす。


疲れきった青年が呟く。「死にたいです」
ドクターが静かに、熱心に語りかける。
「死んじゃ駄目だよ、絶対に。
宝なんだから。君は、僕らみんなの宝なんだから」


これは2年前のことだったが。今、この青年は生きている。

私は、病気になってよかったと心から思う。
苦しんでもがいて、まったくのお手上げ状態になって初めて見えるものがあったからだ。
与えられるものは苦しみでさえ(だからこそ)、意味があるのだと思えるようになった。




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by kotoko_s | 2017-03-08 12:59 | ある日 | Comments(4)

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2月最後の日は輝くような青空が広がった。
朝、義母の薬をとりに山を下りる。
玄関から表までの雪道もすっかり固く締まったから、長靴はやめて普通の靴を履く。
足首のあたりがちょっとすうすうするけれど、軽い、軽い!
雪を渡ってくる風の鋭さ、頬を刺す冷気。
それでもこの明るい空!まぶしい光。
なんという恵みだろう。

2階の窓を開け、洗濯物を干す。
カタユキの上を縦横無尽に走るケモノたちの足跡。
遠くで除雪機の音が響く。

午後、いつものように仕事を始めるが、部屋一杯に差し込む光にそわそわする。
とてもじゃないが、こんな素敵な日にパソコンなんかにつきあっていられますか。
袋とカメラを持って出かける。
1週間前に見かけ、そのあとまた雪に埋れたふきのとうを摘みに。
毎年この時期になると最初に歩いてくるのがこの場所。
雪どけ水でぬかるんだ黒々とした土の中に、鮮やかな黄緑色がいくつも出ていた。
道の脇の雪はまだ胸の辺りまである。この重い雪の下でよくぞ生きていたものと思う。
満身創痍といった感じで頭をもたげた春一番の恵みは、今夜の分だけ摘む。
義母の好きな天ぷらでいただきます。

考えてみれば、本格的な冬は根雪になる12月から約3ヶ月なのだ。
その時間を超えれば、必ず冬は終る。
どんなに暗く厳しい季節にもきっと終りがくるのだ。
この冬も長かった。
行きたくとも行けない場所。
会いたくとも会えない人。
信じることと耐えることと。
冬は祈りに似ている。

約束を違えずに訪れた今年の春の光に、なんだか泣きそうになった。
ありがとう、ありがとう。
みんながんばってきたんだね。





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by kotoko_s | 2017-02-28 16:11 | ある日 | Comments(15)

雪の日

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来週は3月だというのに、今日も雪が降っている。しかも風雪。
「2月はいっとう降るからな」
義母がこともなげに言う。
「昔は電線またいで雪漕いで歩ったんだぞ」と胸を張る。
「いろんなとこ通って生きてきたから、おっかねぇことなんぞひとつもねぇ」
義母はまもなく91歳になる。

しかし何年たっても奥会津の人になれないヨメは、今冬も辛い。昨冬より辛い。
年々、苦しさが増してくるのである。
早く早く春よ、おいでください。

「人生の楽園」というテレビ番組を、家族はなぜか欠かさず見ている。
私はイヤなのである。
出てくるところほぼみんな、雪降らないじゃないですか。
冬でも庭先の石釜で自家製野菜のっけたピザ焼いたりして。いいよねえ。
いろいろないわけではないだろうが、今ひとつ共感が湧かない。
いけないいけない。
ひとのワルクチいいません、いちいちイチャモンつけません、と
年頭にひそかに誓ったばかりだった。


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辺りが真っ白に吹雪く中、フィフィフィフィ フョフョフョ かすかな鳴き声が聞こえる。
2階の窓を開けると、桜の枝いっぱいに鳥がいた。数えたら10数羽も。
盛んに花芽をついばんでいる。
ああこれで今年の桜は花が少ないだろうなと残念に思ったが
こんなに寒い雪の中で必死に命をつないでいる小さいものだ、しかたない。
雪には折られるわ、鳥には食べられるわでかわいそうな桜だが。立派だ。


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父は野鳥が好きで、私も興味を惹かれるようになったのは親譲りかと今ごろ気づく。
いろいろと似ているのが、このごろ妙にうれしいようなせつないようなヘンな気持ちになる。
入院中の父にヤマガラを描いた葉書を送ったが、次回はこの鳥にしようか。
多分、「ウソ」だろう。
「病気なんてウソだったみたいに、早く元気になりますように」とでも書くかなあ。








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by kotoko_s | 2017-02-21 15:09 | ある日 | Comments(4)

1月最後の空


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6日ぶりに家から出る。
昨夜の雪は30センチほど積もった。
世界が眩しい!



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上を向いて歩こう!



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スギの大木に蔽われた山は暗く苦手だけれど。
雪をまとった姿は美しいと思う。
この見事なコントラスト!



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こんなきれいな日は神様の贈り物。
あれもこれもしばし措いて、この空に感謝します。





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by kotoko_s | 2017-01-31 14:41 | ある日 | Comments(8)

 あれこれ


by haru
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